2021年09月02日

不動産買取業社を利用するメリット・デメリット、向いているケース

相続によって取得した中古マンションや中古一戸建てといった中古物件の現金化、転勤や家族構成の変化といった理由で住まいの買い換えが必要になった場合、不動産売却を進めることになります。

売却方法は不動産会社(不動産業者)と媒介契約を締結する仲介と不動産買取業者に買い取りを依頼するという2種類の方法がありますが、どちらにすべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

この記事では、不動産買取業者を利用するメリットとデメリット、不動産買取に向いているケースについて解説します。

売却方法に悩んでいる人は参考にしてください。

不動産買取業社を利用するメリット

土地(住宅)や建物を売却する際は、不動産会社に仲介を依頼するという売却方法が一般的ですが、不動産買取業者に買い取りを依頼するという売却方法もあります。

仲介も買い取りも双方にメリットとデメリットがあるため、どちらが良いとは一概に言い切れません。

そのため、各売却方法の特徴(違い・仕組み)を比較しながら自分に合った売却方法を選ぶことが重要です。

不動産買取業者を利用するメリットとして、以下の4つが挙げられます。

・現金化までの時間を短縮できる
・仲介手数料がかからない
・周囲に売却活動をしていることを知られにくい
・契約不適合責任を負わずに済む

それぞれのメリットについて詳しく説明していきます。

●現金化までの時間を短縮できる

不動産会社に仲介を依頼する場合、販売活動(売却活動)を通して購入希望者を探しますが、すぐ購入希望者が見つかるとは限りません。

そのため、売買契約が成立するまでの期間が長期化することも。

不動産買取は買取業者と売主が条件に合意さえすればすぐに売買契約の締結に移行します。

そのため、買い手を探す必要がない(契約成立までのステップが少ない)ので、売却がスムーズに進みやすいというメリットがあります。

●仲介手数料がかからない

仲介を依頼して売買契約が成立した(売却が完了した)場合は、売買契約成立後に報酬として仲介手数料を支払う必要があります。

仲介手数料は宅地建物取引業法に「売却価格(売却額)×3%+6万円+消費税」という上限が定められており、不動産会社はその範囲内に収まるように仲介手数料を設定しています。

不動産買取は仲介ではなく、不動産会社(不動産業者)が直接買い取ってくれるので仲介手数料が発生しません。

仲介手数料が不要(無料)なので、無駄な支出(費用)を抑えることによって利益が増える点も大きなメリットと言えるでしょう。

●周囲に売却活動をしていることを知られにくい

仲介では、不動産会社による査定以外に売却活動を進める際に内覧という現地確認(現地調査)がおこなわれます。

売却活動が長引けば、多くの人が家を訪れることになるため、近隣(周囲)に売却活動していることが知られる可能性が高まります。

不動産買取では、自宅に訪れるのは買取業者の査定スタッフが査定価格(査定額)を算出する際の1回だけです。

市場価格(相場価格)と現地調査に基づいて提示された査定結果(買取金額)に納得できれば、1回の訪問だけで成約に至るので近所に売却活動をしているという状況が知られにくいでしょう。

●契約不適合責任を負わずに済む

仲介では、売却後の建物に何らかの瑕疵(欠陥)が潜んでいた場合に瑕疵担保責任(契約不適合責任)を負うことになります。

決済後であるにもかかわらず、買主から瑕疵を修繕するための修繕費用、契約解除、代金減額、損害賠償などを請求される可能性があるので注意が必要です。

不動産買取では、契約相手が不動産会社(不動産御者)なので、契約不適合責任を負いません。

決済後に修繕や減額などのトラブルに巻き込まれることによる不安・負担が生じないので安心です。

不動産買取業社を利用することで生じるデメリット

不動産買取業者を利用するデメリットとして、以下の2つが挙げられます。

・周辺相場よりも買取価格が安くなる
・全ての不動産が買い取りに向いているわけではない

それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。

●周辺相場よりも買取価格が安くなる

一般的な仲介による不動産売却では周辺地域(エリア)の相場とほぼ同じ売却結果が期待できます。

一方、不動産売却の場合は周辺エリアの相場よりも買取価格が2~3割程度安くなるのが一般的です。

買取価格が安くなる理由は、買取業者はリフォームやリノベーションを前提に買い取るためです。

不動産を安く買い取って、高く売却することを前提とした取引形態なので、少しでも高く売却したい人は複数社に査定を依頼することがポイント(コツ)と言えます。

不動産買取を希望している人には「ソクガイ.jp」への相談をおすすめします。

ソクガイ.jpは買取価格が安い買取市場において、相場に近い買取価格を実現している不動産コンサルティング会社です。

少しでも高く不動産を買い取って欲しいと考えている人は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?

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●全ての不動産が買い取りに向いているわけではない

築浅物件や立地条件の良い不動産は需要が期待できるため、通常の仲介を選択しても十分買い手が見つかる可能性が高いと言えます。

そのため、好条件での売却を希望している人は、仲介を選択するのが一般的です。

仲介を依頼する際は、不動産会社によって査定額がいくらになるかは異なってくるため、複数社に査定を依頼することをおすすめします。

複数社に依頼した場合は手間と時間がかかりますが、不動産一括査定サイト(一括査定サービス)を利用すれば、一度の登録(個人情報や物件情報の入力)で複数社に依頼できるので便利です。

また、不動産会社の中には、仲介を選択していても一定期間経過後に不動産会社が買い取ってくれる買取保証の付いている媒介契約のパターンもあります。

売却の期限が決まっていて期間内に売却する必要がある人は買取保証付きか不動産買取のどちらかを選びましょう。

不動産買取に向いているケース

不動産によっては仲介を選択した方が良いケースもあるため、一概に不動産買取が最適な選択肢とは言い切れません。

不動産売却を成功へと導くためには、不動産買取に向いているケースかチェックしてから不動産買取を選択することが大切です。

不動産買取に向いているケースとして、以下の3つが挙げられます。

・すぐに現金化を希望している
・築年数の古い不動産を売却したい
・訳あり物件の売却を予定している

それぞれのケースを紹介していきます。

●すぐに現金化を希望している

転勤や買い換え(買い替え)などの理由ですぐに不動産を売却したいと考えている人、老後の資金や子供の養育費などのまとまった資金を今すぐ確保したいと考えている人は不動産買取が向いています。

その理由は、仲介だと購入希望者が現れるかどうかは分かりませんが、買い取りだと契約さえ成立すれば必ず買い取ってもらえるためです。

購入希望者が現れるかどうかに左右されないため、すぐに売買契約を成立させて現金化したいという人は不動産買取を選択することをおすすめします。

●築年数の古い不動産を売却したい

築年数が古い不動産を売却したいと考えている人も不動産買取が向いています。

その理由は、築年数が古く、需要の低い不動産は仲介で購入希望者を探すのが容易ではないためです。

最初から不動産買取を選択することに抵抗があるという人は、一旦仲介で様子を見て1年経過してから最終的に信頼できる不動産買取業者に切り替えるのも選択肢の1つです。

ただし、その間に築年数の経過とともに資産価値が下落する、固定資産税や都市計画税などの税金が無駄な支出として生じます。

支出を減らして利益を増やしたい人は、売買完了までの時間を短縮できる不動産買取をおすすめします。

●訳あり物件の売却を予定している

事故物件や再建築不可物件などの訳あり物件の売却を予定している人も不動産買取が向いています。

その理由は、訳あり物件はなかなか購入者が見つからず、見つかったとしても安く買いたたかれる可能性が高いためです。

訳あり物件の買い取りを専門的におこなっている売却実績が豊富な買取業者に買い取ってもらうことで、すぐに現金化できる、高値での買い取りが期待できるでしょう。

不動産買取を積極的に検討する

不動産買取と聞くと、相場よりも買取価格が安くなるイメージがあり、仲介を優先的に検討している人が多いと思います。

しかし、最近は相場に近い買取価格を実現している買取業者も増えているため、不動産買取の利用を積極的に検討することをおすすめします。

売却に時間がかかると資産価値が下落する、無駄な支出が増えるので結果的に利益が少なくなることも珍しくありません。

短期間・最短での売却を希望、支出を減らして利益を増やしたい人は、不動産買取を選択しましょう。

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